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村松 壽晴
日本機械学会2018年度年次大会講演論文集(DVD-ROM), 5 Pages, 2018/09
本発表では、加工材料にレーザー光が照射されてから加工が完了するまでの複合物理過程を定量的に取扱えるようにするために開発中の計算科学シミュレーションコードSPLICEの概要と各種レーザー加工プロセスへの適用例を実験結果などとともに紹介し、加工プロセスに対する設計空間を可視化することにより、レーザー加工に付随するオーバーヘッドを大幅に低減させ得る方法として、SPLICEコードをディジタルモックアップ装置として利用するフロントローディングに対する実現見通しについて述べる。結果として、レーザー加工プロセス計算科学シミュレーションコードSPLICEによって、設計空間を可視化すると共にレーザー照射条件などの設定の伴うオーバーヘッドを低減させることが可能であることを確認した。更にフロントローディングのためのツールとして、また複合物理過程を定量的に評価し、レーザー加工プロセスを適正化するためのツールとして効果的であるとの見通しを得たことを報告する。
若井 隆純; 町田 秀夫*; 荒川 学*
日本機械学会2018年度年次大会講演論文集(DVD-ROM), 5 Pages, 2018/09
ナトリウム冷却高速炉(SFR)の維持規格によれば、破断前漏えい(LBB)が成立することを条件に、供用期間中検査としての体積試験を連続漏えい監視に置き換えることができるとされている。SFR機器では内圧は小さい。基本的に、検出可能亀裂長さおよび貫通時亀裂長さが不安定限界亀裂長さよりも十分に小さければ、LBBが成立すると結論付けることができる。われわれは、管の幾何学形状,疲労亀裂進展特性,荷重条件の関数として、管の周方向亀裂と軸方向亀裂の両方の貫通時き裂長さを計算する簡略化された方法を既に提案していた。しかし、日本機械学会の規格委員会による審議の過程で、この方法についていくつかの問題が指摘された。そこで、本研究では、貫通時の亀裂長さを計算するための、改良手法について説明する。
寺田 敦彦; 日野 竜太郎
no journal, ,
原子力機構では、発生・漏洩した水素の挙動を拡散, 燃焼, 爆発による影響評価まで統合的に解析するシステムの構築を進めている。本報では、水素挙動統合解析システムの構築に向けて、O'Hernらが実施した大規模なヘリウムガス漏洩拡散試験の試験照合解析を行い、スケール解像型非定常乱流モデルを適用することで、実験結果の再現性を確認したので報告する。
青柳 光裕; 高田 孝; 宇埜 正美*
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉におけるナトリウム燃焼事象を評価するために、多次元ナトリウム燃焼解析コードAQUA-SFの開発を進めている。従来、AQUA-SFコードにおいて液滴燃焼の熱は対流によって液滴周囲の雰囲気のみに移行するモデル化がなされている。本研究では遠方の雰囲気や構造物への燃焼熱の直接的な熱移行を考慮するために、新たに燃焼液滴からのふく射熱移行をモデル化する。本報ではモデル化の手法や効果について報告する。
伊藤 大介*; 栗崎 達也*; 伊藤 啓*; 齊藤 泰司*; 青柳 光裕; 松場 賢一; 神山 健司
no journal, ,
高速炉の損傷炉心部で形成される燃料デブリベッドの冷却特性を評価するため、デブリベッド内気液二相流の圧力損失特性についての十分な理解が必要となる。本研究では、空隙率分布が試験部内における圧力損失やボイド率分布へ及ぼす影響について報告する。
内堀 昭寛; 柳沢 秀樹*; 高田 孝; 大島 宏之
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉の蒸気発生器において、伝熱管破損時のナトリウム-水反応現象の影響による破損伝播の発生有無と水リーク率を評価することが重要な課題となっている。既往研究において、事象が終息するまでの長時間事象進展におけるウェステージ型破損伝播を評価対象とする解析手法が開発された。本研究では、ウェステージ型破損伝播に加え高温ラプチャ型破損伝播を評価対象に含めるため、これに対応する解析モデルを開発、追加した。ナトリウム-水反応試験を対象とした解析を実施し、解析手法の妥当性を確認した。